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【夢】010-大学受験も夢物語 その3
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涙の挫折にもめげず大学進学を目指す
ドーマン法をやっていなかったら絶対に「大学生」にもなれなかったし、生存もしていなかったと思っています。今の自分があるのは、言うまでもないが両親が
「可能性を信じ、ドーマン法をやってくれた」
からだと思っています。今生きている事を感謝しているからこそ大学で福祉を学び、少しでも「人のために何かしたい」と考えが生まれました。重度障害者で大学に進学するのを決めた事に驚かれたが、私からしてみたら「当たり前」です。
高校の頃(愛知県立名古屋特別支援学校)、大学進学の話を先生達にした所、大反対されました。
「大学で本当に単位が取れるか、本当に勉強についていけるか」
「大学進学より、作業所や施設などに入って楽しく体に負担をかけないように過ごした方が良い」
となど心配されましたが、私には目標があったので、いろいろなハードルを乗り越えました。
大学受験は、すべての人が大変な思いをしていると思いますが、私の場合、想像をはるかに超きていきました。
まず私は、学校で高校に準ずる勉強をしていない。というよりさせてもらえませんでした。
なぜなら、高校は義務教育でないため、一定の教員数で授業をやらなくてはならないという理由からです。普通クラスに私を入れると、私は介助が必要なため外れました。
1人で字が書けなかったり、教科書のページが捲れなかったりするので、先生1人では大変だからという1つの理由でしたが、私にとってその理由に納得できませんでした。
高等部3年間は、中学校の勉強と「作業学習」という卒業後に作業所に進むための授業を受けていました。高等部入学前オリエンテーションが終わってから部主事(高等部の責任者)の先生から「あなたは小学校4年生の学力ですね」と普通クラスから外れてしまいます。
正直、私も両親も涙を流す位ショックが大きかったのと同時に、「そんなはずはない!」という反発心が芽生え「何が何でも大学に行く!」と心に誓った。教員を見返したかったのです。
その日の帰りの車中、涙溢れ出し、大泣きしました。
中学まで一緒に勉強した友達と一緒に勉強ができない事、大学に進学する夢が途絶えてしまう事が本当に悔しく切なくなり、もうどうしようもない脱力感と雪辱を果たそうという心境でした。その事を表す言葉として、
「自分には才能も何もないし落ちこぼれの人生になっちゃう、夢なんて叶わない……」
そう思い挫折感から、数日間泣き続けた私は「学歴が重要」だと考えていたが、両親に、
「啓太は今までどんな事でも壁にぶつかってきた。けれどそのしつこさと根性で乗り越えてきた。だから今回も高校の勉強はできない事は啓太にとって納得できないと思うけれど大学に進学する夢をあきらめなくて良い。大学に進学するための学力を付けたいのなら通信教育か塾に通うか、たくさん方法はあるよ」
と慰められ、現実を受け止め最後となる可能性もあった高校3年間は有意義に使っていこうと決めました。
今日はここまで。

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