【ボッチャ】249-もう一度トップへ
僕には、どうしても諦められない夢があります。
ボッチャでもう一度、頂点へ。
僕にとってボッチャは、ただのスポーツではありません。
人生そのものと言ってもいいくらい、大きな存在です。
日本代表として戦った時間。
日本代表のキャプテンを務めた時間。
ロンドンパラリンピックの舞台に立ったこと。
勝った試合もある。
負けて悔しくて仕方なかった試合もある。
いろいろな経験をしてきました。
それでも今、僕はもう一度、本気でボッチャと向き合っています。
なぜ、もう一度やるのか
「もう十分やったんじゃない?」
そう思う人もいるかもしれません。
確かに、一度はパラリンピックという大きな舞台に立ちました。
でも僕の中には、ずっと残っているものがあります。
まだ完全燃焼していない。
この気持ちです。
過去にどんな成績を残したとしても、それは過去です。
僕が見ているのは、これから。
もう一度、自分がどこまで行けるのか試したい。
そして今度こそ、
世界の頂点を本気で狙いたい。
過去の実績では勝てない
昔、日本代表だった。
パラリンピックに出た。
大会で優勝した。
もちろん、それは僕にとって大切な経験です。
でも、今のコートに立ったら関係ありません。
過去の実績がボールを投げてくれるわけではない。
今の自分の実力で勝たなければいけない。
だからこそ、基本からやり直しています。
同じことを何度も何度も繰り返す。
地味な練習です。
でも僕は、
基本の繰り返しこそが、本番の一球を作る。
そう信じています。
負けたから終わりではない
今年、2年ぶりに大きな大会へ挑戦しました。
結果は、本大会への出場を逃しました。
悔しかった。
もちろん勝ちたかった。
でも、不思議と「もうやめよう」とは思いませんでした。
むしろ、
もっと強くなりたい。
そう思いました。
負けた瞬間は、終わりではありません。
次の挑戦が始まる瞬間です。
負けたなら、原因を考える。
足りないものがあるなら、練習する。
方法が違うなら、変える。
そして、またコートに戻る。
僕はそれを繰り返してきました。
年齢は言い訳にしない
若い頃と今では、身体も環境も違います。
会社経営もあります。
生活もあります。
昔と同じようにできないこともあります。
でも、
できない理由を探し始めたら、いくらでも見つかります。
年齢。
障害。
時間。
環境。
体力。
仕事。
全部、諦める理由にはできます。
でも僕は、
「あきらめる理由より、挑戦する理由を探そう。」
そう思っています。
僕にはまだ、挑戦する理由があります。
だから、やります。
ボッチャがなくなったら、加藤啓太ではない
僕の人生を振り返ると、いつもボッチャがありました。
ボッチャを通して、たくさんの人に出会いました。
勝つ喜びを知りました。
負ける悔しさを知りました。
努力することを学びました。
世界を見ることもできました。
そして何より、
自分にもできることがある。
そう教えてくれたのがボッチャでした。
だから僕は、もう一度挑戦します。
昔の自分に戻るためではありません。
昔の自分を超えるためです。
もう一度、頂点へ
簡単ではないことくらい分かっています。
僕より若い選手もいる。
強い選手もたくさんいる。
世界との差もある。
だから、おもしろい。
絶対に勝てると分かっている挑戦なら、それは挑戦ではありません。
可能性が1%しかなかったとしても、
0%じゃないなら、僕はやる。
最後の1球まで。
最終エンドの最後の1秒まで。
自分の可能性を信じて戦います。
目標は参加することではない。
思い出を作ることでもない。
勝つこと。
そして、
もう一度、ボッチャで頂点に立つこと。
一度見た景色だからこそ、
もう一度では終わらせない。
次は、その先へ。
ボッチャでもう一度頂点へ。
加藤啓太の挑戦は、
まだ終わっていません。
むしろ、ここからです。
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