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【ボッチャ】248-ボッチャがなくなったら加藤啓太ではない

ボッチャがなくなったら加藤啓太ではない

僕にとってボッチャは、ただのスポーツではありません。

もし僕の人生からボッチャがなくなったら。

それはもう「加藤啓太」ではない。

そう言ってもいいくらい、ボッチャは僕の人生そのものです。

僕は長い間、ボッチャと一緒に生きてきました。

日本代表として戦い、キャプテンも経験し、ロンドンパラリンピックにも出場しました。

勝って喜んだこともある。

負けて悔しくて、何度も何度も考えたこともある。

思うような結果が出なくて、

「もうやめようかな」

そんな気持ちになったことだってあります。

でも、不思議なんです。

結局、僕はボッチャに戻ってくる。

ボッチャから離れても、心のどこかでボッチャのことを考えている。

試合を見ると投げたくなる。

選手の活躍を見ると悔しくなる。

そして、

「もう一度、世界で戦いたい」

という気持ちが湧いてくる。

それだけ僕の身体の中に、ボッチャが染み込んでいるんだと思います。

ボッチャが僕にくれたもの

ボッチャと出会わなかったら、今の僕はいなかったでしょう。

日本中、そして世界へ行くこともなかった。

パラリンピックという舞台を経験することもなかった。

たくさんの仲間やライバルと出会うこともなかった。

そして何より、

「障害があっても、本気で世界一を目指せる」

ということを知ることもなかったと思います。

重度の障害がある僕でも、スポーツの世界では一人のアスリートです。

コートに入れば、障害が重いとか軽いとかは関係ない。

結果がすべて。

だからこそ面白い。

だからこそ燃える🔥

一度離れたからこそ分かった

長い競技人生の中で、ボッチャから距離を置いた時期もありました。

会社経営や仕事など、ボッチャ以外にも僕には大切なものがあります。

でも、一度離れたからこそ分かったことがあります。

やっぱり僕はボッチャが好きだ。

そして、

まだ完全燃焼していない。

僕の中には、まだ火が残っています。

昔と同じ身体でもない。

競技環境も変わった。

若くて強い選手もたくさん出てきた。

だから簡単ではありません。

でも、簡単ではないから挑戦する価値がある。

僕がずっと大切にしてきた、

「1%の可能性」

がある限り、僕は挑戦したい。

ボッチャと一緒に生きていく

勝つことだけがボッチャではありません。

これからは競技者としてだけではなく、ボッチャの魅力をたくさんの人に伝えていきたいと思っています。

子どもたちにも。

障害のある人にも。

ボッチャを知らない人にも。

「こんなに面白いスポーツがあるんだ!」

と思ってもらいたい。

そして僕自身も、もう一度本気で上を目指したい。

何歳になっても、

何度負けても、

何度壁にぶつかっても、

挑戦できる限り挑戦する。

それが加藤啓太です。

僕からボッチャを取ったら、加藤啓太ではない。

だったら、これからもボッチャと一緒に生きていけばいい。

ボッチャは僕の人生。

そして僕の挑戦は、まだ終わっていません。

最後の1球まで。

最後の1秒まで。

1%の可能性がある限り、僕は投げ続けます。

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