【スポーツ】144-中田翔選手 引退に寄せて
18年間、プロ野球界を代表するスラッガーとして活躍した中田翔選手が、今季限りで引退を決断されました。
日本ハムファイターズ、読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズと渡り歩き、プロ通算1783試合に出場。1579安打、309本塁打、1087打点という堂々たる成績を残しました。
ファンの記憶に残るのは、やはり豪快なホームラン。しかし私が思う中田翔選手の真骨頂は、ファースト守備の巧さです。ファーストを守らせたら、日本一と言っても過言ではないでしょう。
引退の決断は本人にしかできない
アスリートは、必ずどこかで現役生活に終止符を打たなければなりません。
そのタイミングは本人にしか分からないものです。
私自身もボッチャ選手として、2016年や2017年に全く手応えがなく、
「引退」という言葉が脳裏をよぎったことがあります。
ただ、私の場合はそこから回復し、再び戦える状態になったため続ける選択をしました。
2023年にも同じような思いを抱きましたが、その後また勢いを取り戻しました。
中田翔選手は腰痛という持病に悩まされ、最終的に引退を決断。
記者からの「後悔はありますか」という質問に対し、
「最後に拾っていただいた中日ドラゴンズにまったく貢献できなかったのは申し訳ないし、
自分自身悔しい」と語りました。その言葉は、本人の無念さを如実に物語っています。
中日ドラゴンズでの2年
中田翔選手が中日にやって来たのは昨年。私はホームラン20〜30本を打つだろうと期待していました。
しかしプロの世界は甘くなく、そして腰の痛みが容赦なく彼を追い詰めました。
それでも、中日ドラゴンズのユニフォームに袖を通してくれた事実は消えません。
いつかコーチ、そして監督としてチームに戻ってきてくれることを願っています。
残りわずかな現役生活
引退まであとわずか。なんとかCSに進出し、日本シリーズへと進んでほしい。
そして日本ハムファイターズと対戦し、有終の美を飾ってほしい。
チーム全員で、中田翔選手の最後のシーズンを最高の形で送り出してほしいと願っています。
中田翔のためにも、中日ドラゴンズがんばれ!
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