- 社会を見てて思うこと
【社会を見てて思うこと】104-障害があっても社会の一員として、 社会に還元!
障害者の自立生活はここ10年20年で大きく変わってきた。
制度がどんどん整ってきている。これはとても良いことではあるが、ひと昔前のことを
知らない若い障害者が増えてきたように感じる。当たり前のことだと思うけれど今しか
知らない人は現状のことに対して不平や不満が出る。これは仕方ないことだろう。
これを踏まえた上で、書かせていただく。
私が自立やひとり暮らしをはじめようとした時、時間数の交渉・ヘルパーさん集めなども
自立生活センターの障害当事者の先輩方のアドバイスのもと、動いていた。担当の障害当
事者の人に「自立したいなら自分で自らヘルパーさんを集めるノウハウも覚えること!」
と言われた。その人に助けてもらいながらチラシを作成して自ら配っていた。ヘルパーさん
を見つけつつ、学業の両立は大変だったけど力をつけられたと思う。
現在は・・・相談員というヘルパーステーションと障害者をつなげる制度ができた。とても良
いが私個人として、本当に自立生活をめざすなら1年か2年ぐらい、自分で生活を作ってみる
経験をした方がその先の自立生活の役に立つのではないかと考える。
「ヘルパーさんの立場、ヘルパーさんのお給料のことも考えてやっと自立生活なんだよ」という
言葉を18歳・19歳・20歳の私に教えていただいた。昔と今を一緒にしたらいけないかも知
れないが今も通じるものがあると思うんだ。制度を良くするのも悪くするのも私たち当事者である。
国のお金で生活できている素晴らしさ、”当たり前”に思わず、障害があっても社会の一員として、
社会に還元していきませんか!?
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