【KEIステーションありか】011-改めてKEIステーションありかをつくった理由
KEIステーションありかをつくった理由
〜障害があっても、自分の人生を生きられる場所〜
僕がKEIステーションありかを立ち上げたのは、
「障害があるからといって、人生を選べないのはおかしい」と思ったからです。
社会では、「失敗しないように守ること」が正しいとされる場面がたくさんあります。でも、僕はそうは思いません。
人は失敗から学び、成長していく生き物です。
どんな人でも、自分で選び、挑戦してこそ、人生の主人公になれる。たとえ障害があっても、それは変わりません。
もうひとつ強く感じているのが、「教育をきちんと受けられなかった人が多い」という現実です。
「この子には無理」「教えてもわからない」と決めつけられ、家族や学校、
施設の中で学ぶ機会を奪われてきた人たちがいます。
でも、僕は確信しています。
知的障害があっても、ちゃんと理解しています。
丁寧に、わかりやすく伝えれば、伝わります。繰り返し関わっていけば、ちゃんと社会性も身についていきます。人としての尊厳や意思は、誰にでもあるんです。
KEIステーションありかは、「教える側」「教えられる側」ではなく、共に過ごし、共に成長していく場所です。
上から何かを与えるのではなく、横に並んで考える。
誰かの手を引くのではなく、それぞれの歩幅で一緒に歩く。
そういう関係性を、ここでは大切にしています。
この場所から、「自分の人生は、自分で面白くしていける」と思える人が増えてほしい。
KEIステーションありかは、そんな願いと想いから生まれました。
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