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【社会を見てて思うこと】174-今のままなら障害者差別の『本質』はなくならない!

私は、障害があろうとなかろうとみんな平等が良いと思う。
今、社会は変わり始めている。バリアフリー化は随分進んでいる。
行きたいところに行ったり、介助が必要なところに介助者を付けられたりする。
凄いことだと思う、何十年前は考えられなかった。なぜならヘルパー制度もなく
昔は障害がある人たちは自分でボランティアを集め生活をなんとかやりくりして
いたからだ。現在、ヘルパー制度が充実して障害者の生活は相当良くなっている。

その一方で障害者差別は未だにある。
でも仕方ない。なぜなら、障害当事者自身が変わらなければ何も変わらないのだ。
せっかく制度ができ、暮らしやすいようになってきたのに法律や制度を正しく理解
して使わないといけない。たとえ障害があったとしても法に触れるようなことや制
度に違反したら罰則を受けるのだ。これは極端な例だけど、障害者の前にひとりの
「人」としてどうあるべきなのか。

我々、重度障害者は「介助者」がいなければ生活は止まってしまうのだ。生活が止ま
らないためにもマナー及び人とのコミュニケーション力をつける必要があるのだ。な
ぜなら重度障害者はヘルパーが着いていないとお茶も飲むことができないしトイレに
行くこともできないのだ。ヘルパーはあくまで「人」であり”機械”ではない。感情も
もちろんあるし、整理現象もある。

いろいろな障害当事者の人を見ていると「私は障害者だからヘルパーにやってもらって
当たり前!」と思っている人が少なからずいる。ヘルパーは当然仕事だと思うし、やる
必要もある。だが何でもかんでもやってもらえるのは違う。そう思うと、ヘルパーの部
分だけではなく生活全般に言えるのだ。地下鉄の乗車する時だってそう。「私は障害者
だから駅員さんにスロープを出してもらって当たり前、エレベーターも障害のない人が
先に並んでいても「私は障害者だから先に乗らせて!」などは違うのだ。社会の一員と
して、たとえ障害があっても譲り合いの心を持ち、人と接することが本当に大切である。

こういうことを障害当事者自らしていかなければ障害者差別の本質はこのままであろう。
だからこそ私は内面と向き合い変えていきたいと思っているし行動もしていく決意である。

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