- KEIステーションありか
【KEIステーションありか】002-大学のような自分で学ぶ場というコンセプト!
KEIステーションありかを作る時、今まであるような生活介護にはしたくない!という
思いがありました。障害があろうと、仕事して恋愛もして結婚・育児も・・・。結婚や育児は
人それぞれの価値観ですが、「選択肢」を増やすために障害がある人に一般教養・一般常識を
一定以上つけていってもらいたい思いがありました。
よく「仕事に就けないのは社会が悪い!」「就職の枠を増やして!」という声をよく耳にします。
もちろん増やすことも大事だが、就職したあとその会社のために働くことができるかが重要です。
残念ながら、脳性麻痺の人はじめ身体障害者の多くは会社の戦力として程遠いのが現状です。
これは、教えられていないだけで「知っていれば」やれる人がほとんどです。
「障害者だから教養がなくても仕方がないよね」と思っている人も正直言って、います。
でも、そんなのいや!障害者も一人の人として見られ、悪いことは悪い・良いことは良い、と
しっかり評価して”成長ができる場所”を作ったら変わるんじゃないかと思い、こういうコンセプト
にしました。
KEIステーションありかでは、自己選択・自己決定を利用者さんに毎日して
振り返りまでしています。失敗しても良い、失敗は”貴重な体験”と位置付けています。
仮に施設に入所するという選択肢も良いし、ひとり暮らしをしようと思う人も良い、
とにかく自己決定をできるようになることが目的。
それは自分らしい人生を実現するためです。
これは、KEIステーションありかのスタッフにも実践しています。
つづく。
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