【人生観】195-啓太だからいろいろな難題を乗り越えられたんだよと言われる

”啓太だからいろいろな難題を乗り越えられたんだよ”
と言われることが最近多いんです。

大学時代は美浜でひとり暮らしをしていました。
ヘルパーさんの依頼もほぼセルフコーディネートでシフトも自分で調整。
見つからない日は友達に付き合ってもらって時間を潰したり・・・
ご飯を女の子に作りに来てもらったり・・・しながら、やりくり。
生協の学生委員会や社会福祉学部の春季セミナー実行委員会も。

学業も一応それなりに・・・。笑 ボッチャも日本代表でした。
結構忙しかったなぁ。レポートは当然だけどパソコンで全部
自分で打って出していました。パソコンの操作は当時から人
並みか人並み以上に勉強してレベルアップしていましたね。

いろいろな難題も起きていましたよ。
当日のヘルパーさんが見つからなかったり、当日にヘルパーさん
からドタキャンされたり、そんなの日常茶飯事でしたね。いちいち
クヨクヨしていたら自立生活なんて無理かなと思っています。

でもこの経験でメンタルが鍛えられたりシフト変更も瞬時に
組み替えられる力や考える力がつきましたよね。

ここまでやれたのは憧れを持った２人のおかげです。
１人目は私を自立に導いていただいた当事者スタッフの方です。
私より１０歳上の方で格好良くて携帯電話を２台も持っていて
女性へのアプローチもうまくて、全部マネをしていました。

 

２人目は、同じ脳性麻痺の重度障害があるけれど日本福祉大学の
大先輩で大学院に行って博士もいくつか取った方です。僕が中学校
２年生の時に愛知教育大学の学生と一緒にその方の下宿先に泊まり
行かせていただきました。ものすごく楽しかったのを覚えていて
「僕も大学に行ってひとり暮らししよう！」と思いました。
僕が入学した時もまだ学生で、たまたま同じアパートでした。
いろいろなことを教えてもらったなぁ。
その方にも「大学で女の子をたくさん集めたら生活が楽だよ！」と
教えられたことを覚えています。

最近、利用者さんの自立について考えたり話したりしていて昔の自分を
振り返った時、なぜやってこれたのだろう？と問い詰めたらこの２人の
おかげだと改めて気づくことができました。

本当にありがたいですよね。

今後は若い障害者の人たちを自立に誘導できるよう、
日々精進していこうと思っております・