- 社会を見てて思うこと
【社会を見てて思うこと】055-重度障害者が”ひとり暮らし”することは社会から見たら驚愕の事実!?
今まで重度障害者が”ひとり暮らし”することは普通のことだと私は思っていた。
他人に話すと驚かれたりすごいねと言われたりする。私は何が”すごい!?”と思う。
弊社の職員・ヘルパーは”日常的”なこと。
別段、すごいことはしていなくて自分がしたいことをしているだけ。
そして弊社は介護はしていなくて”介助”をしている。
「介護」と「介助」は似ているようで全く違う。
「介護」とは〘名〙 (「介」はかいぞえする、たすけるの意) 病人や老人を、日常生活の身体的困難などに対して補助したり看護したりすること。
介助(かいじょ)とは、病人、障害者、など、日常生活行動(ADL, Activities of Daily Living)、もしくは動作(リハビリテーションでは、日常生活動作という)、例えば入浴、食事、排泄、移動、衣服の着脱などといった最も基本的なものについて、自分で行える度合いの低いものについて援助することをいう。
私がいつも伝えていることは、ケアでも介護でもない。私がめざすものは私を含め重度障害者が自分らしく生きていくために、自分で選び自分で決め、それをヘルパーさんに伝え、手伝ってもらい自己実現。
なので、私は”介護”・”ケア”されている意識はない。
これは利用者全員に伝えているし伝え続ける。
こういう話を人に言うと「えー?」と言われる。
重度障害者がひとり暮らしは無理という頭があるだろう。
あって当たり前。だって障害者の相談員をやっている人9割近くが”無理”と
決めつけているのが現状であるからだ。
社会を変えていきたい。
コメントを残す