【社会を見てて思うこと】311-小さなやり取りがつくる“大きな信頼”
福祉の現場では、
「サービスを提供する側」と「サービスを利用する側」という立場があります。
制度上は契約で結ばれていて、提供時間や内容も決まっている。
でも、現場で実際にやり取りをしていると、
それは単なる契約書上の関係ではなく、
“人と人との信頼関係”の上に成り立っていることを感じます。
時間通りに来てくれる。
頼んだことをきちんとやってくれる。
逆に、利用者側も感謝や配慮を忘れない。
この小さな積み重ねが、
「この人のためなら頑張りたい」と思える関係を作っていきます。
サービスは一方通行ではなく、
お互いが“心地よく”いられるバランスを探す作業でもある。
制度やルールが変わっても、
最後に残るのは人と人との信頼。
それがあるからこそ、安心して暮らせるし、
サービスを提供する側も誇りを持って仕事ができるのだと思います。
コメントを残す