【社会を見てて思うこと】306-“できない”じゃなく、“どうすればできるか”を一緒に考える福祉
福祉の現場にいて、いつも感じることがあります。
それは、「できないこと」を数えるのではなく、「できる方法」を一緒に探していく姿勢が何より大事だということ。
障害があるからできない――
確かにそうかもしれません。でも、その先に「じゃあ、どうしたらできるか?」と問い直すことが、支援者の役割だと思うのです。
車椅子で出かけたい。
手が動かなくても自分で食事を楽しみたい。
夜にふらっと散歩してみたい。
当たり前に聞こえるかもしれませんが、福祉の現場では「無理」と言われることもあります。
でも、工夫や制度、道具、そして人との関わりで、できるようになることがたくさんある。
そのためには「どうせできない」と決めつけるのではなく、
「どうすればできる?」と一緒に考える社会でありたい。
その先にあるのは、“できる喜び”です。
それを一緒に味わえる福祉でありたいと、私は思っています。
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