【KEIステーションありか】013-「喫茶店行こっか?」が自然に出る社会をつくる。
「喫茶店行こっか?」
そんな一言が、KEIステーションありかの利用者さん同士の会話から、自然と生まれました。
しかもこの日は、気温35℃の猛暑日。
行き先は近所のカフェ「サロン愛」。
暑さにも負けず、車椅子の仲間たちが声をかけあって、スタッフも一緒にお出かけしました。
実はこの中に、「知らない人がいる場所は苦手」「人が多い空間がしんどい」と話していた方がいたんです。
でもこの日は、なんと…喫茶店に行けた。
しかもみんなと一緒に、笑顔でドリンク片手に。
これって、すごい変化だと思うんです。
障害があるから、できないんじゃない。
できるかどうかは、その人の“意志”と、環境の“支え方”しだい。
支援って、特別なことじゃなくて、「やってみようか」って背中を押せる関係性づくりだと思っています。
そして一番大切なのは、本人の気持ちを無理やり動かさず、「やってみたい」と思える雰囲気をみんなで作ること。
失敗しても大丈夫。うまくいかなくてもOK。
そんな空気があるから、次の一歩が生まれる。
「喫茶店行こっか?」
この一言が当たり前になる社会、もっと広げていきたい。
そんなことを改めて感じた日でした。
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