【ＫＥＩステーションありか】005-本当の意味での障害者の自立とは！？

ＫＥＩステーションありかは、生活介護事業所です。
しかし今ある生活介護事業所とは、一味も二味も違うでしょう。既存の生活介護事業所が
良いとか悪いとか言いたいのではなく、本当の意味での障害者の自立を応援する場所にし
たかったです。社会から障害者はこう思われたり言われたりしています。

「障害者だから漢字が読めなくてもしょうがない」

「障害者だから計算ができなくてもしょうがない」

「障害者だから一般常識がなくてもしょうがない」

「障害者だから一般教養がなくてもしょうがない」

「障害者だから協調性がなくてもしょうがない」

など、よく耳にします。

でも違いますよね？

障害者の前に「人」ですよね。ひとりの「人」としてどうあるべきか、障害がない人たちは
どんな社会生活しているのか、「知る」必要性があると思います。私は当然のように障害が
ある人と接する機会が多いです。

その時に「パソコンができるからお仕事をもらいたい！」とよくお話されます。

「仕事」というものはパソコンの作業ができるだけではなく、期日に間に合うこと、
お客さんとのコミュニケーション力などが求められてきます。これらの力を付けられ
る場所が『ＫＥＩステーションありか』です。

どうして？
「机上の空論」ではなく、これまでの経過により障害者の教育の場が必要だよねと職員間で
話していました。なので、今までヘルパーステーションＫＥＩ愛で蓄積した実例及び障害当事
者である私と弊社正社員である青木、そして私の両親が働いていて経験してきたことからこの
ＫＥＩステーションありかが生まれたのです。

パソコンの作業ができても、人と接する時のマナーやスキルがなければ仕事・人付き合いは
難しいです。それを有耶無耶にしていけば成長は閉ざされてしまいます。間違ったことは、
しっかり「それは違うよ」と伝えることが本当の意味での”愛情”になります。

ＫＥＩステーションありかは、利用者さんの目標や夢に真剣に向き合い進めていくところ
です。時には「え？それ障害がある人に言う？」と思われることも言っています。

なぜなら「ひとりの人」として社会で生きられる力をつけていって欲しいです。社会が良く
なっても障害福祉制度が整っても障害当事者の意識が変わらなければ意味がありません。
各政党が障害者雇用制度を進めていますが、その一歩前のことに向き合うことが必要です。

ＫＥＩステーションありかは、障害者の自立と目標・夢に向き合い、叶えられる場所をめざします！